屋根は、日当たりや雨風の影響を最も受けやすい場所。特殊な処理や重ね塗りなど、特に配慮が必要です。
色ムラが出ないように、きめ細かく丁寧に塗り重ねていきます。工程について、コロニアル屋根を例に見ていきましょう。
高圧水洗浄機にて、屋根についた汚れを落とします。
屋根の傷み具合によって、シーラーを塗り重ねます。3回や4回塗ることもしばしば。
屋根と屋根の隙間を塗料でふさいでしまうと、雨水が浸透して、悪影響を及ぼしたりする場合があるので、塗装した後、「縁切り」という作業をします。この「タスペーサー」をはめ込んで塗装をするとその縁切りをする必要がなく、作業性が良くなるというもの。
屋根をつなぐ部分や雪止めの金具は、鉄の素材。錆止めであるプライマーを塗ります。
中塗りは、膜厚を厚くして、下地を保護し、上塗りの仕上がり感を向上させる役割があります。
様々な工程を経て、いよいよ竣工です。